アートの樹 ①

大きな樹のような居場所

子どもの居場所ヒーロー研究室は、絵画心理療法を組み込んだ絵画・工作などの子どもの絵画教室や、

子育て中のママたちのMAMA×MAMAクラブの運営や、誰でも自由にお喋りしたり、絵を描いたり、

ピアノを弾いたりできる、「子ども・保護者たちもゆったり寛げる、大きな樹のような居場所」

を目指しています。

学校帰りに立ち寄り宿題をしたり、塾に行く前に立ち寄ったり、様々な子どもたちがやって来る。

家出してきた子がやってきたこともある。それぞれが、大きな樹の中にいるように、この居場所で

のびやかに過ごしている。

その中で、ヒーロー研究室の緩い決まりがある。

  • 自分のネームカードを作成し、来るたびに日付を入れ・スタンプを押し、棚に置かれた「あかさたな」順に並べられたホルダーに入れる。
  • 自分のカードに判を押すことで、来室したことがお互いに確認が出来る。
  • 子どもたちの楽しみは室内のガチャガチャ。カードに判を押すとガチャガチャが出来る。(5回押すと、ガチャガチャ+くじ引きが出来る。)

ガチャの中にはお手紙と称して、ドキドキ感と共に、字を読む訓練を兼ねて、漢字・仮名・カタカナ

などで景品の名前を書いて畳んだ紙が入っている。

見守りの者が景品を書いた紙を確認し、景品を渡す。この時に子どもとの会話をすることで、彼ら

の様子を観察することが出来る。

挨拶をする。という、暗黙のルールはあるけれど、ガチャガチャをする子もしない子も、大人たちも、

部屋の中で自由に過ごすことが出来る。中にはガチャガチャだけが目的の子もいるが、それも容認。

すれ違うだけのやり取りも、いつの間にか顔見知りになって、道で出会うと手を振ったり、ニッコリ

笑ってくれる、又、市役所主催のイベントなどでも、「ヒーローの先生だ!」といつも何人かの子どもが

上げてくれそれだけで、会場は和やかになり、スムーズに進む。

笑ってくれる。又、市役所主催の絵画講座やイベントなどでも「ヒーローの先生だ!」と、いつも何

人かの子どもが声を上げてくれる。これだけで、会場は和やかになり、スムーズに進む。
 

アートクラブ子どものちから お絵描き教室メソッド

ヒーロー研究室主催、子どものお絵描き教室「アートクラブ子どもの力」では、

観察力を持つこと・洞察力を持つこと,

1つの作品に、その子の物語がいっぱい詰まった作品作り

作品の中に、自己表現出来る

表現力を増す方法の一つとして、スケッチがある。毎回、必ず身近にあるものをスケッチし、個人の非認知能力を伸ばせ!

ファイルに収納しているので、上達状態の自覚ができ、自信に繋がる利点がある。)

アートクラブの大事なテーマに、「非認知能力を育てる」がある。

非認知能力と認知能力

子どもたちは、なぜこんな絵を描くのか?

の疑問から、一般の心理学に続き、子どもの絵画心理療法の講座を3年間受ける。その中で、物事に対する

考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会行動において重要な影響を及ぼす能力。のことを非認

知能力という。と学ぶ。

対して、認知能力はIQや学力といったテストで評価している能力をいう。えてして、一般には、学力だけで

その子の評価をしがちである。しかし、認知能力と非認知能力は密接に関わり合いながら、自己を高め合っ

ていくものなので、どちらか一方が重要と言えるものではない。 と考えられている。

一方が重要といえるものではない。と考えられている。受講の結果、大いに納得でき、子どもの絵画教室はもちろん、子どもの居場所運営に生かすことが出来た。

と感じている。

●子どもの居場所で、どうすれば子どもの非認知能力を伸ばせるか?

  • 絵本や漫画を沢山読むことと自然体験をたくさんする事

絵本や漫画は、言葉と対応した絵が掲載されているので物の形を知ることが出来、それが蓄積されると絵のない

本でも、衣装、時代、持ち物などが想像できると推測する。

無い本でも物語が想像できる。と推測する。マンガの良さ

・私が小学5年生の時、学校内の小さな図書館にあった漫画の「赤毛のアン」を読み、感激する。中学1年生の時

文庫本の本を読んだとき、文字が映像と結びつき、ワクワク感で読むかとが出来た。

の時、文庫本で「赤毛のアン」読む。初めての“大人の本”。「赤毛のアン」は、マンガで読んでいたので、文

字が映像として結びつき、ワクワク感で読むことが出来た。

それが大人の本“文庫本”との出会い。

(この漫画の本、記憶にあるのは、宮崎駿さんの絵だった。この本があれば、欲しい!)

マンガは、物の形を認識でき、物語を理解しやすい。

なぜ、「漫画ばかり読んで!」と親は言うのだろう?

大人になってから、本屋さんでマンガを探し比べて読んでみましたか?

昔の話ですが、手塚治虫の漫画は素晴らしいと、私が中学の時美術の先生が、授業をさぼって、

用務員室で鉄腕アトムの漫画を見ていたのを覚えています。

マンガを読むうしろめたさが無くなりました。

トムの漫画を見ていたのを覚えています。マンガを読むことが、うしろめたく思わなくなりました。

子どもの頃にマンガや絵本で物の形を覚えることが多い。

いっぱい絵本や漫画を見た子どもは物の形を、頭の中に映像でストックしていると思います。

マンガのストーリーは、結構、まじめな考えが柱になっています。

もちろん、くだらないなぁ…って思うのもあるけれど、それは小説でも同じ。

と、言いたい。

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